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社労士小川の独り言DESCRIPTION based on LAW

2023213  悪魔の認知症について


とある雑誌に『認知症』のことがわかり易く説明されていました。現在の医療技術を踏まえると『認知症』を発症してしまうと根治することができなく、いわゆる不治の病のようです。

だとしたら、どうしたら良いか!若いうちから、かからないように予防法を取り入れ、それを継続的に実践することですよね。

そもそも、認知症というのは、総称であり、症状の出方から、中核症状とBPSD(Behavioral and Psychological Symptoms of Dementia)に分けられるようです。
中核症状は、認知機能障害のことで、ちまた有名になったアルツハイマー病が代表であり、記憶、計算、実行機能、言語、視空間認知等が機能しなくなってしまう。他方、BPSDは、焦燥、不穏、暴言、暴行、徘徊、常同行動、異食、過食、拒食、睡眠障害等の行動症状であったり、心理症状として妄想、幻覚、感情障害が起こってしまうとのこと。一度、発症してしまうと一人で楽しく「おひとり様生活」をエンジョイするなんていうことは、とんでもないことになり、周りの人の手をかなり煩わす生活になってしまいます。もとに戻す治療法がないのですから、ひたすら進行を遅らせて現状維持を願うしかないですよね。身内の誰かがかかってしまうのも当然ながら辛いことですが、もし自分がかかってしまった状態を想像すると身の毛がよだつ思いになります。しかも、発症後に幸か不幸か10年以上生きていくとしたら、これはもう自分と家族にとって長い修行生活が与えられたようなものです。
話しを戻しますが、この怖い『認知症』を予防する手だてとして、現在わかっているのが生活習慣病の管理のようです。人間ドックで必ず1つはひっかかりそうな@高血圧、A糖尿病、B脂質代謝異常症、C肥満のそれぞれをじょうずに管理する事が効果的な『認知症』予防策とのことです。
ここで耳よりの情報ですが、日常生活の活動として、どのような活動が『認知症』予防に効果的かというと医学的・科学的に証明されているのが有酸素運動のようです。
最も取組みやすいのが歩くという活動です。どれくらいの量が必要かはまだ明かにされていませんが、一般的には1回40分位の散歩を週3回以上する。ただし、散歩は、風景を眺めながらの優雅なものではなくて、わいゆるスポーツとしてのウォーキング。頻度も毎日が理想的でかつ、半年から数年継続して効果が出てくると言いますから、忍耐力や根気、辛抱強さも同時に磨かれることになりますね。ちまたには、認知症を防ぐゲームやドリル、健康サプリメントなどがTVのあちこちに通信販売と称して溢れていますが、その有効性は眉唾物です。楽して簡単に幸せを掴むことはできないのではないかと考えたりしています。
こういう私は、実は一生懸命に努力することがなぜか好きになって、毎朝、フィットネスクラブに出かけては、10kmの距離に相当するジョギングをして汗まみれになっています。同じ1時間を睡眠で使うかジョギングで使うかだけの違いですが、それによって得るものはだいぶ様子が違うと思います。いまは、まだ始めてから丸3年が経ちますが、それでも心なしか身体の調子が良くなっており、この前亀田病院健康管理センターで人間ドックを受診しましたが、内臓脂肪がかなり改善されており、特に昔ひどかった脂肪肝もまったく今は超音波診断でみられなくなりました。その他の生活習慣病の上記4つについても標準レベル内に戻ってきてくれました。つまり、悪魔のような『認知症』に将来襲われないようにする予防策が実は『認知症』だけではなく、本来の身体の健康にもかなり効果的であるということです。
おもいっきり、ジョギングして全身汗まみれになった後のシャワーのなんと気持ちの良い瞬間か。
おそらく、私だけではなく私の身体も「気持ちいい」と叫んでいるかもしれません。
そして、10年後も身体も頭も健康でおひとり様生活をエンジョイしているのではないかと。


 


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